ラボラトリー体験学習を考える:BEGと比較しながら(4)

昨日は、南山大学大学院人間文化研究科教育ファシリテーション専攻のM1(修士1年生)のウェルカムパーティでした。新入生(6名)、修了生、教員と40名近くが集まり、賑やかなパーティになり、M2主催の手作り感いっぱいの楽しいひとときがありました。そのあとは、新入生と修了生、教員(2名)の有志が、南山学園研修センターに集まり、第2弾、二次会が泊まりがけで行われました。私も、学園研修センターまでは行ったのですが、体調がすぐれず、ベッドにバタンキューで失礼しました。夜午前1時ぐらい、遅い組は午前3時ぐらいまで語り合ったようです。こうした会合がもたれることは少ないと思います。教育ファシリテーション専攻に関心のある方は下記URLをご覧ください。

さて、本題です。
表題のラボラトリーとBEGの比較、(3)の記事では、ラボラトリー方式の体験学習(Tグループ)は学習集団、BEGは体験集団と書かせてもらいました。かなりこの表現は、適切であろうと考えています。BEGのファシリテーターの方との話の中でも確信をもちつつあります。
その、比較をたとえにすると、たまたま先日環境教育関係者(インタプリター)の第一人者である小林毅さんをしのぶ会に出席の新幹線の中でひらめいたお話を書きます。
久しぶりに、自分が研修担当でもなく、ただ参加者として参加する会に新幹線に出かけていました。そのときに、ふとFECEBOOK上で、この何かしなくてはいけないというのがない旅の気楽さや自由さを堪能する感覚を書いてからです。「そうだ!この感覚がBEG参加者の感覚ではないか!?」と。BEGのあくまでもイメージですが、目的のない旅を楽しむ。赴くままに自由に旅する旅人のうようなものを想像しました。何かに出会うかもわからないし、出会わないかもわからない。自分の肌で感じる旅、ものを大切にしたいと思ってでかける旅です。
一方、ラボラトリー方式の体験学習(Tグループ)では、目的のある旅を旅するイメージです。あれを見てみたい、体験してみたい、またその体験から、新たな自分を発見してみたいという目的をもって旅に出るのです。文化の違いを見いだして、日常生活をふりかえり、日常生活を豊かにしたいという思いをもっての旅であったりするのを想像したのです。
BEGでは、温泉旅行のイメージ、温泉につかって、そのままその感覚を楽しみ、疲れを癒やし、でてくる料理をおいしくいただき、嫌いなものは食べずに、温泉につかりすぎたら、温泉に入らず眠るもよし。こうした自由な旅を楽しむ感覚がBEGの体験を豊かにするのではないかなと想像しました。一方、ラボラトリー(Tグループ)では、古代史探求の旅とか、・・・発見の旅、といったその旅を通して日常をふりかえり、自分の生活を見直したり、改善したりして、日常に変化を求めようとする旅のようなイメージです。ちょっと、観たことから考えたことなどいろいろ自分の内側の探索が行われます。
いかがでしょうか?このような発送、メタフォアは、ご理解いただけますでしょうか?
そして、たまたま小林毅さんをしのぶ会でのワールドカフェでの一コマ。自然観察会の案内人と環境教育でのガイドウォーク(インタープリター)の違いをある方が語られました。前者の自然観察の案内人は、自然の中に入ってそこにあるものを発見したり、どんな花が咲いているかを体験する案内人の役割だそうです。ガイドウォークは、自然観察だけでなく、そこに咲く黄色い花がたくさんあると、この季節なぜ黄色い花が咲くのだろうか?この自然がどのような働きをしているのだろうか?などと、目に見えるものから、見えないものに思いを寄せ、考えることを促進するような働きをするとのことでした。
こうした、たまたま一日の出来事の中にも、ラオボラとリー(Tグループ)とBEGとの違いを比較探求するヒントが浮き上がってきたのです。いろいろ読者の方には、ご意見があろうかと思います。いろいろな視点から、またいろいろな方々の体験から、さらにこの両者の比較検討は勧めていきたいと考えています。