2016年度『リーダーシップ』研修からスタートしました!!

2016年度に入り、依頼された研修がスタートしました。
平成28年度認定看護教育課程「脳卒中リハビリテーション看護」の方々の科目「リーダーシップ」でした。4月5日午前9時30分から午後3時まで、翌日6日午前9時30分から12時40分まで。

 今回は、初日朝9時30分からスタート後、小さな演習後、小講義「コンテントとプロセス」「ラボラトリー方式の体験学習とは」「体験学習の循環過程」と3大話を一挙に行いました。今やっていることの意味づけを語りたくなっている私がいます。
 11時から10分ほど休憩をとり、小講義「グループの中で起こっていること:グループプロセス」「リーダーシップの二つの働き」のお話をした後で、問題解決実習「ナースをさがせ」を実施しました。もちろんふりかえりは、リーダーシップの2つの機能の視点から行いました。ふりかえり・分かちあい後、参加者20名(5名×4グループ)の方々に実習体験とふりかえり・分かちあい体験からの気づきをインタビューしながら、できるかぎり丁寧にコメントをお伝えしました。
 ・グループが効果的に機能するために何が必要か?
 ・グループの中で生まれる役割の意味とは?
 ・フィードバックされることで、自分自身を見直したり、発見したりする体験とは
 ・ポジティブにかかわることの大切さなど
その後、「代表的なリーダーシップ研究の流れ」について小講義をし、
時間通り、午後3時に初日は終了しました。

 二日目は、「コントロールするリーダーとファシリテートするリーダー」「GRPIモデル」などを簡単に触れてから、実習「ブロックモデル」に挑戦していただきました。これまでの「ブロックモデル」の活動よりは、スタートの時に、丁寧に目標を語り合ったり、役割を決めたり、仕事の手順を確認したりして、仕事をスムーズに進められたように思います。そして、成果もとても優秀でした。
 ふりかえり用紙記入、そしてわかちあい、そしてインタビューとコメントと続きました。

 最後に、かかわりが人を生まれさせ育てる話として、津村の「人間関係論」と「社会的相互作用の循環過程」のお話をして終了しました。

 20名の人数のまとまりの良さもあったのでしょうが、こうした認定看護師のクラスは、学ぶ意欲がまっすぐでとても気持ちよく仕事をさせていただきます。感謝です!!!