第3回体験学習実践研究(看護医療領域)を開催しました!
本日(9月18日)、午後7時より、午後9時30分過ぎまで、表題の体験学習実践研究会を開催しました。
今日の内容は、まず、参加者に『今の気持ち」を伝えてもらうチェックインから始まり、その後、津村の創作問題解決実習の「はなやか総合病院」というタイトルの情報紙を用いた実習を、集まっていただいた6人のメンバーに実際にやっていただきました。
この課題がなかなかハードで、30分の予定が、35分を過ぎてもなかなか正解にたどり着けず、作成した私自身が、課題に間違いがあるかもしれないと思い出し、そばで観ているだけで、汗をたらたらとかいてしましました。
40分近くの時点で、正解図をお見せして、それらの情報紙で本当に解答を得ることができなかったのかを検証していただきました。結果としては、何回ではあるものの、正解にたどり着くことができることもわかりました。
ただ、30分の課題として実施すること、また課題の達成感を得るためには、もう少し情報紙の内容を工夫することが大事であることが、参加者の皆さんから指摘されました。その通りだと思います。
早速、修正を加えた情報紙をもとに、再度、トライアルをして、これらのリソースとこの秋(11月)発行予定の体験学習実践研究第10巻に掲載する予定です。読者の皆さんもお楽しみに、お待ちください。自由に使っていただけるように、情報発信しますから。
コーヒータイムをとり、その後、ふりかえりをする予定を変更して、津村から下に示したようなマインドマップを示して、問題解決実習を行うことで、学ぶことができる要素のお話をしました。
学ぶ要素としては、メインブランチを「わたし」「コミュニケーション」『リーダーシップ」『意思決定」『チームワーク」の5つをあげました。
参加者から様々な意見が出され、こうしたアイデアからまた新しいアイデア発想が生まれ、楽しいひとときを過ごすことができました。
たとえば、看護師として、「わたし」の学びの大きなもう一つのブランチとして「価値観」とか「倫理観」をたてる必要があること。
また、「コミュニケーション」の視点からの学びは大切で、特に、自分の意見や気持ちを率直に伝えることができることの大切さ。また、それが双方向で行うことができることで、医療過誤が減少する可能性があること。
「リーダーシップ」のモデルとして、津村は、「機能論的アプローチ」の大切さから、「状況論的アプローチ」にリーダーシップ論を発展させること、そして、最近再度話題になっている「シェアードリーダーシップ論」の視点の大切さを語りました。
こうしたリーダーシップ論に対しても、いろいろな意見をいただけました。
本当に、こうして会して、ディスカッションができること、ありがたいです。自分のこれからの仕事の新しい財産になります。
参加者のみなさん、ありがとうございました。