本日は、午前『人間関係プロセス論(グループプロセス)」、夕方近く「ファシリテーション研究ゼミ」の授業でした!
本日、5月17日(火)、大学での授業「人間関係プロセス論(グループプロセス)」の6回目の授業が行われました。
今年も、この授業は、できる限りチャレンジングなプログラムの組み立てと認知的な枠組みの提供を行いながら、進めています。
先週は、フィードバックをすることを、受けることの留意点について話をして、実習後のふりかえりを充実させることができるように展開しました。
今日は、ファシリテーター体験をするセッションの④と⑤回目でした。
本日は、2つのセッションの前に、「チーム作りで大切なことは何か?」ベックハードのGRPIモデルのお話をして、そして、そのモデルを発展させて、Goal(目標)、Role(役割)、Procedure(手続き/手順)、Interaction(相互作用)の4つの要素に加えて、Leadership(リーダーシップ)による関連モデルを示しました。
そして、再度、GRPIモデルにもどり、少し大胆に、GRPのフェイズへの関わりをタスクプロセスへの働きかけとよび、Iへの関わりをメインテナンスプロセスへの働きかけとして、話をしました。少しシンプルに話しすぎたかもしれませんが、すこしでも理解を深めて居いただければ幸いです。
また、ReddyさんとChuckさんとが示している、タスクプロセスとメインテナンスプロセスへの働きかけのロードマップも示して、ファシリテーターである人の意識すべき視点を伝えました。
少々、学生のみなさんには、高度すぎてわかりにくかったかもしれませんが、一人でも多くの学生がファシリテーター、ファシリテーションに関心をもってくれることを願っての授業展開です。
さて、本日の授業の感想をWEBCLASSに書き込むことになっています。どんなことが書かれているか、楽しみです。