学校心理士愛知支部総会と研修会「子どもたちの今~学校心理士に求められる役割~」(石隈利紀氏)

本日、中部大学現代教育学部棟にて、表題の総会と研修会が行われました。
結構、たくさんの方のご参加があったようです。
南山大学で開催していたときよりも盛会で、このように役割を交代すること(愛知支部長の交代)は意味があるのではと、改めて考えました。
石隈利紀先生(筑波大学)の先生のお話は、いつ聴いてもソフトでジョークも交えながら、学校心理士に対する強い想いを伝えられているのがひしひしと伝わってきます。まさに、石隈先生にとって、ライフワークとなっているのだろうと思います。
お話としては、
1.子どもたちの今をめぐる、「子どもをめぐる課題」「家族をめぐる課題」「学校をめぐる課題」を語られました。
そして、
2.学校心理士の役割として、「心理教育的援助サービスの専門家」として機能するために大切な視点を話されました。特に、授業づくり、環境づくりのコンサルテーションとしての働きやチーム援助のコーディネーションの働きを協調されていました。
特に、Katchenback & Smith(1993)のほんものチームの業績の高さの図を用いられながら、「ほんものチーム」になることを彼らのモデルから伝えられました。
休憩をはさみ、後半には、「学校心理士」の資格をめぐって、今後のスクールカウンセラーとして配置されるための文部科学省とのやりとりや、さらには、臨床心理士も含めた国家資格としての「心理士」(仮称)についてディスカッション中である話は、とても興味深いものでした。
これから、まだまだ、心理の資格に関しては、流動的なようであり、文科省と各種心理学会とのやりとりには目が離せないようです。
夕方は、家族全員、久しぶりに揃い、私と息子の誕生日(近いということで)手巻き寿司で夕食を楽しみました。
シャコと芋焼酎、シャコのアップも・・・・
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おいしくいただきました海の幸
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