午前は授業「人間関係プロセス論」、午後はその授業のミーティング、夜は日本体験学習研究会全国大会のミーティング

今日は、午前中、人間関係プロセス論(グループプロセス)という授業の第4回目授業が行われました。
今年のプロセス論は、かなり新しいことにチャレンジしています。
今日から、4回にわたり、1グループ6人のメンバー一人一人がファシリテーター役を担いながら、グループのプロセスに気づき、課題達成のために働きかける試みをしながら学ぶプログラムを行います。
今日の最初に、「グループの中に起こっていることを観る視点」について、E.シャインの資料を翻訳し、1.コミュニケーション、2.意思決定、3.タスク指向の行動ORメインテナンス指向の行動 V.S. 自分本位の行動、4.情動の問題の4つの視点です。
ここでは、詳細には書けませんが、パワーポイントの資料を学生に渡し、お話をさせてもらいました。ほぼ40分ほどの小講義になりました。
その後、グループとは、ファシリテーターとは、という話を、F.リーの論文を紹介しながら、ファシリテーター型リーダー、もしくはリーダーがとる「コントローリング と ファシリテーティング」の視点からのお話をしました。
その講義を20分ほど聴いてもらい、その後、これから6回のグループワークで、ファシリテーター役をとる人の順番を決め、早速、セッションの①として、各グループの共通の目標(ビジョン)を考えてもらいました。
ふりかえりは、もちろんファシリテーターへのフィードバックを中心に行いました。ファシリテーター役の学生は、緊張したり、戸惑ったりしながらの体験でしたが、学びはたくさんあったようです。
今は、大学ではMoodleという、システムを使って、授業の資料の公開や授業へのフィードバックを学生に提供したり、学生から書き込んでもらっています。これから、学生の反応を読むのが楽しみです。