体験学習実践研究会(学校教育領域)第3回を開催!
本日、7月17日(土)午後1時30分より午後4時30分過ぎまで、表題の体験学習実践研究会を行いました。
参加者は、オリジナル実習を提供してくださった國武恵さんと、津村も含めて10名と、少ない参加者でしたが、かなり充実した研究会の内容になりました。
最初に、参加者のみなさん、今回は、新しく見えた方が3人いらしゃったので、まずは、自己紹介と今の気持ちを語っていただきました。
その後、「ラボラトリー方式の体験学習」の基本的な考え方について、津村から話をさせていただきました。個人レベルのプロセスの見方、それは、体験していることとは何か?から話し、そのプロセスから学ぶ学習の過程、それと『ラボラトリー』の考え方についてお話しをしました。
そして、國武さんより、実習「ぼくらは、言葉探検隊」と題した実習とふりかえりを行い、その後、その実習体験を通して、感じたことや考えたこと、またファシリテーターとして何が大切か、特に分かち合い後のインタビューとコメントについて意見交換をしました。
最後に、参加しての感想をひと言ずつ言って、終了しました。
今日の内容を、終了後、Twitterで、津村がつぶやいたTweetsを、下に書き並べておきます。また、津村のTweetsに、ReTweetsをしてくれた方のメッセージも並べておきます。
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体験学習実践研究会(学校教育領域)第3回を終了しました。國武恵さん紹介によるジナル実習体験「ぼくらは、言葉発見隊」を体験して、フィードバックセッションを通してラボラトリー方式の体験学習のファシリテーターとしてありようをいろいろな視点から学ぶことができました。 #ProEdu
プロセス学習といえども、コンテント(課題)がたのしいとグループ活動には夢中になって楽しめる。ラボラトリー方式の体験学習ではりコンテントも大切だ。 #ProEdu
ふりかえりは実習体験後のふりかえり用紙に記入したことをわかちあいます。楽しさや協力の程度をたずねた尺度にチェックした数値と理由のわかちあいを通して、さらに相手のことをわかる体験につながっている。ふりかえり分かち合い体験からの学びも意識してもよいのではないか。 #ProEdu
そこから何を学ぶかですよね。RT @kojiroy 会社の研修でもGWやりました。ただその課題をあえてストレスのかかるものにしていました。私はあまりストレスにならなかったですが、楽しい課題から感じることとはまた違うようです。 RT @ToshiTsumura: #ProEdu
ラボラトリー方式の体験学習では、『体験』→『指摘:内省と観察』→『分析』→『仮説化』→『新しい体験(試み)』のステップを大切にします。ふりかえりでプロセスデータを拾い出し、そこから概念化(分析)することが重要です。仮説化するために分析の作業はとても大切です。 #ProEdu
その分析の作業を支援するのが、ふりかえり・わかちあい後のインタビューとコメントといったファシリテーターの仕事です。予定調和的なコメントは学習者とファシリテーターとの距離感を衝撃的なぐらい引き離します。学習者の体験と学びとコメントとのつながりがとても重要です。 #ProEdu
コメントのレパートリーの広がりは、ファシリテーター自らの体験から学び続ける姿勢とその学び、そして理論的な背景を学習することだろうと思います。と書きながら、私自らがまだまだ研鑽を積まなければなりません。そのためにも、今日のような研究会はとても大切な場になります。 #ProEdu
そして、明日は・・・
愛知JCの7/30開催「OMOIYARIこどもサミット2010」の運営のためのファシリテーターとしての視点を学ぶ研修会を明日午後から夕方にかけて引き受けています。子どものディスカッションのファシリテーションスキルを3時間の研修でどこまで伝えられるだろうか? #ProEdu
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