今日は、愛知県看護協会「リーダーシップ研修」で「教育ファシリテーション」研修

今日は、朝9時30分から、愛知県看護協会の依頼研修で「リーダー研修」の2日間コースの一日を使って『教育ファシリテーション」というテーマで研修を行ってきました。
午前9時30分から、コミュニケーションの小さな体験を行い、その後、『コンテントとプロセス』&「体験学習の循環過程」の話をしました。休憩後、実習「おもしろ村」を実施し、ふりかえりを丁寧に行っていただき、ふりかえりの後にインタビューをしながらコメントを少し伝えました。
午後は、昼食休憩後、少し、複雑な「ファシリテーター実践トレーニング」と題して、ファシリテーター役、オブザーバー役、メンバー役を決めて、実施しました。
実習に入り前に、グループプロセスのダイナミックスとリーダーシップの働きの小講義を行い、役割を決めて、あるテーマで、ファシリテーター役の人がグループ討議を行いました。
すごく熱心な話し合いになっていました。ただ、25分間の討議では、結論まで得ることができなかったのが、残念でした。しかし、その討議のファシリテーターのありようについてふりかえり用紙に記入してもらいました。
小休憩後に、体験学習のファシリテーションについて小講義し、その後、さきほどの25分間のふりかえりセッションをファシリテーター役の人がそれぞれの体験から学ぶ時を過ごしました。
そして、やはりふりかえり用紙に記入し、その後、オブザーバー役の方が進行役となり、ふりかえり用紙をもとに分かち合いをしてもらいました。
かなり、いろいろなファシリテーターのありようについて、議論をされ、ファシリテーターにとって大切な働きとは何かを、最終的に考えてもらいました。
7つのグループから発表をしてもらい、まさに体験から学ぶ、体験からファシリテーターとして大切な視点が拾い出してもらいました。
とても、複雑なプログラムでしたが、参加者の理解力と関心の強さが、このプログラムの複雑さを克服し、学びを豊かなものにしてくれているのだろうと思います。
参加者に感謝です。