人間関係プロセス論(グループプロセス)の授業第11週
今日は、表題に書きましたように、人間関係プロセス論の第11週の授業でした。
グループのセッションで、先週から、K.レヴィンの場の理論を用いたグループの改革に取り組んでいます。学生たちの中には、授業だからとおつきあいのグループもありそうですが、一方では熱心に自分たちのグループ成長に向けて取り組んでいます。
また、おつきあいのグループ、自分たちのグループの状況を分析し、現状を場の理論を用いた分析をしている間に、この活動自身がグループの変革に取り組んでいることに気づきつつあるグループもいるようです。
25分から30分ぐらいのグループディスカッションを6セッション、2セッション/週で、実施して、各回ファシリテーター役を決めて、グループ活動に取り組んでいます。
こうしたファシリテーターの役割をとることで、少しでもグループのプロセスを観察して、意識的に働きかける(介入する)力を貞輝ことができればと考えているのです。
残された授業は、後3週。少しでも、自分たちの力でグループの変革に取り組めた実感をもち、日常の生活においても、転移が起こることを願っています。
ただ、転移だけを願っているだけでは、日常に生かせないかもしれないので、学生たちには、Moodleといったネットのシステムを利用して、授業と日常との関連を問いながら、つながりを意識してもらっています。