ファシリテーター・トレーニング合宿授業の第一日プログラム

南山大学人文学部心理人間学科の科目として「ファシリテーター・トレーニング」を、4月29日(金)から2泊3日のスケジュールで、南山学園研修センターで開催しています。
今日は、5月1日(日)の朝、7時。二日間のプログラムをふりかえっておこうと思います。
4月29日、午前9時過ぎに、学生たちも、ばらばらと集合。
到着した学生のもと、大ホールの研修会場をセッティング。
道に迷った3名が若干遅刻。また、前日に、内定者懇談会で東京に出かけていた学生ひとりが昼食前のグループ作りのところに滑り込み参加でした。
予定より少し遅れて、午前9時40分頃スタート。生活の案内を知らせる。
その後、画用紙とクレパスを使って、①今の気持ちは?、②なりたいファシリテーターは?、③この合宿で取り組みたいこと、わたしのねらいは?、それぞれ色や線、文字で表しながら、近くの3〜4人組で分かち合いながら、ねらいの明確化と共有化の作業。③のわたしのねらいを記入する前に、この合宿のプログラムの概要を紹介しました。
概要は、全体を通して、5〜6人組⑥グループをつくり、テキスト「人間関係トレーニング」に掲載されている内容を深めるプレゼンテーションを計画し、実行すること。その過程で、それぞれ1回は、ファシリテーター役になり、体験を通して、グループプロセスを観る視点やファシリテーターの働きを学ぶことです。
11時過ぎに終了。小休憩後に、グルーピング。一度、全員に、1から始まる番号札をくじ引きのように引いてもらい、順番を決めた後、すべてが廊下に出て、順番に、大ホール(研修室) に入ってきて、自分の意思で6つのグループに分かれる方法でグルーピングを行いました。少々緊張感ももちながらも、その緊張感を楽しみにながら、グルーピングも無事終了しました。
昼食前に、各グループ、集まり、顔あわせで、簡単な自己紹介とさきほどの画用紙に書いた自分のねらいを伝えて、昼食会場に出かけました。
昼食後は、小講義「コンテントとプロセス」を行い、「グループづくり」の実習を行いました。課題は、各グループにおいて、この3日間で大事にしたことは何かを文章化することと、自分たちのグループ名を決めることでした。
30分ほどの話し合いの時間でしたが、かなり密度の濃い、話し合いが、第1回のグループ活動に観られました。
A:The Team 8ch ここの創造性を発信できる環境づくりを大切にする
B:マシュマロ みんなが思ったことを言いたいときに言える→反応必要(宇奈月、受容)→無意識に気づく→ともに気づく、ともに学ぶ
C:THE VECTORS 一人ひとりの挑戦をFBして、みんなで活かす(自分らしくないことをしてみる)同じ速度で、同じ場所へ向かう
D:(未定) 共通の認識、みんなでサポート、自由にパッパと言える。まとめるひと言を決めるところだが、今は急いで決めたくない!
E:ためこまズ グループの人たちが発言していこう 自然体で素直にはなせる参加できる観光をつくる、気づいて促してもりたてる
E:我が輩は猫である(名前はまだない) 成長できたらいい、きける、見える、いえる、成長のために
14:00 ふりかえり用紙記入
14:20 わかちあい
15:10 休憩 居室に荷物を入れる
15:30 グループプロジェクトの説明
15:36 ファシリテーター役をやる順番を決める → 小休憩
15:50 グループプロジェクト(GP)セッション1を始める
16:30 ふりかえり用紙記入 & 分かち合い
17:20 全体で気づき学びの分かち合い
    初めてのファシリテーター、戸惑いながらも、リーダーとは違うのではないかとか、ファシリテーターを意識しすぎた行動が色々あったこと、もっと勇気をもって働きかけをしていきたいといった発言 など たくさんの気づきが語られました。
17:30 GPセッション終了
18:00 夕食
19:00 GPセッション2に入る前に、参加者である学生のみなさんにインタビューをしながら「プロセスへの着眼点」をリストアップしてもらいながら、白板を使って、マインドマップにまとめる
後から、iMindmapにまとめたのが下の図です。
セッション1何が起こっていたか:働きかけの手がかり.jpg
その後、
19:25 GPセッション2 を行いました。
21:00 全体の分かち合いを行った後、最後に、スタンディングサークルを実施し、初日の終わりにあたって「今感じていること」をひと言ずつ話して一日のプログラムを終了しました。
12:15 おやすみなさい