アフリカン現代アート第3回ティンガティンガ展に行ってきました!

昨年のこの時期、家内の書道の仲間の娘さんがティンガティンガ展を開くという話を聞き、出かけたのが、ティンガティンガとの出会いでした。
その作品を観て、驚きと感激でした。アフリカの大地と自然の中に野生の動物たちが生き生きと描かれていたり、マサイ族の手足の長くそして、勇ましく、そしてちょっと寂しげに歩いている姿の絵に、心惹かれました。
そして、ムスターファさん作「夕暮れの動物たち」と、サラングさん作「マサイの戦士」を購入してHCCにかけています。
研修などで、HCCを訪れてくださる方から、ティンガティンガに強く関心を持ってくださったり、また我がマンションの住民の総会も我がHCCにて行っていますので、住民の方から、ティンガティンガの作品展があれば、見に行きたいから、ぜひ紹介してほしいと言われたり、と。
少々、買ってきて飾っている2作品が、この1年間で、我がHCCの大事な仲間になっていました。
そして、昨日から、表題に書きましたように、第3回ティンガティンガ展が開催されるとの案内をもらい、早速、本日(5月8日)朝一番に出かけてきました。
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ティンガティンガ展の案内状よりーーーーーーーーーー
 ティンガティンガ・アートは、1960年代末から、タンザニアのダルエスサラーム郊外で誕生した絵画スタイル。
 「ティンガティンガ」という名称は、創始者の名前 Edward Saidi Tingatinga(1937~1972)に由来します。
 動物や風景、人々などが色鮮やかにのびのびと描かれた、アフリカを代表する現代アートです。
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昨日のオープニングにすでに、我がマンションの方が早速出かけ、ご案内をいただいた絵はがきになっている原画などを購入されていました。さすが、虜になってくださっている様子が、よくわかります。私どもが買えなかったのは少々残念ですが、とてもうれしい出来事でした。
しばらく展示を眺めている間に、気になる絵が2点。津村はいつものように、うずうずと心が動き出し、結局、その2点をいずれも購入することにしました。
一つは、Mteko Yusuf Issa(ムテコ)さん作のたくさんのシマウマたちと雲の上に突き抜けたキリマンジャロが描かれた作品です。すごくシマウマの表現がすばらしく、動物の毛並みから、皮膚のひだ、尻尾の先まで描き分けることを修行されたとのことです。
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もう一点は、ティンガティンガでは思いがけない素敵な色合い(徳島出身の私には、濃い藍色を主だ差せるような)の紺で描かれ鳥が額縁のように丁寧に描かれ、その中にキリンをはじめ動物たちが生き生きと描かれています。色目は、たくさんのいろを使うと言うよりは紺を基調としてとてもしっとりとした作品に仕上がっています。
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以上、2点と、卒業生が結婚をしたということで、2匹の仲むつまじそうなキリンの2匹を描いた小品を購入してきました。
早速、我がHCCに飾ってきました。そして、早速本日、星野先生の人間関係づくりトレーニング講座参加者の方から、感嘆の声を聴くことができました。自慢げに解説をさせてもらいながら、今日購入した2人で、我がミニオフィスがすごく明るくなったように感じるのは私だけでしょうか。
ぜひ、ぜひ多くの方々がHCCを訪れていただき、ティンガティンガの躍動感あふれる動物画の虜になってくださる方が増えることを願っています。
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第3回ティンガティンガ展は、5月7日(金)~5月16日(日)午前10時30分~午後6時まで(最終日は午後4時まで)開催しています。5月10日(月)は、休館日です。ご注意ください。
場所は、サロンギャラリー余白(中区栄4-17-30)TEL&FAX:052-262-5454
交通:地下鉄栄駅・矢場町駅より徒歩7分。
たくさんの作品がまだまだ飾られています。ぜひご覧ください。
追伸:今日は、運良く輸入販売をされている島岡強・由美子夫妻とお会いすることができました。強氏は、ジャーナリストから、アフリカタンザニアに移り、アフリカの国家の独立をめざす革命家と自ら呼称するぐらい、太い骨っけを感じることができる方です。といっても、淡々と毎日の営みをされていると自らが語られるぐらい、大地に足をつけた生き方をされていることは充分想像ができます。こうしたティンガティンガの作品に出会うこと、またご夫妻に出会うことを通して、もう一度、自らの生き様を問うこともできるかもしれません。
ティンガティンガのこと、また島岡夫妻のことなどもっと知りたい方は下記のURLをご覧ください。