いよいよ「プロセス・エデュケーション」の出版物をめざして行動開始!

以前から、このブログのタイトルの書籍を出版したいと考えていましたが、今年、記念すべき年にとにかく、刊行したいと強く思い始めています。
一応、タイトルは、「プロセス・エデュケーションへの道」です。
そして、副題は思案中です。
〜ラボラトリー方式の体験学習を核として〜 とか、
〜あなたの支援はコンテントゾーン、それともプロセスゾーン?〜 とか
〜お互いの気持をわかり合える関係づくり・チームづくりに向けて〜 とか・・思案だらけです。
やっぱり、手にとって、読んでもらわないとせっかくの企画なので・・・
大きな目安の目次は、次のような内容を考えています。果たして、どれぐらい実現するでしょうか?
はじめに
 これまで出会った人々すべてに感謝。
第1章 プロセス・エデュケーションを実践する
(1) プロセス・エデュケーションとは
(2) 体験している私の(個人レベル)プロセスとは
(3) グループの中で起こるプロセスとは
(4) プロセスに働きかけるファシリテーターとは(人関センター紀要8号)
第2章 プロセスから学ぶグループワーク・トレーニング
(1) グループワークとは(東大出版)
(2) グループワークによる人間関係づくりトレーニング(教心年報:日本教育心理学会年報2010記事)
第3章 成長・変革に向けたプロセス・エディケーション的アプローチ
(1) 自己理解を深めるセルフサイエンス・アプローチ(人関センター紀要)
(2) グループ改善のための問題解決アプローチ(体験学習実践研究、Vol.9)
(3) 組織変革のためのフューチャーサーチ・アプローチ(GP最終報告書)
第4章 プロセスから学ぶ人間関係トレーニングの実践研究のいくつか
(1) Tグループの発達過程に関する研究(Ⅰ)―短大生のTグループでの懸念解消過程の分析―(南短紀要、1981)
(2) Tグループの発達過程に関する研究(Ⅱ)-Bradfordの学習動機とGibbの懸念について-(南短紀要、1983)
(3) ラボラトリー・メソッドによる体験学習の社会的スキル向上に及ぼす効果-社会的スキル測定尺度KiSS-18を手がかりとして-(南大紀要、2002)
第5章 プロセス・エデュケーションを支える諸理論&モデル
(1) 「ラボラトリー方式の体験学習」の「ラボラトリー」とは
(2) 体験学習の循環過程
(3) 人間関係を観る視点:コンテントとプロセス
(4) JOHARIの窓
(5) 人間関係とは
(6) コミュニケーション・プロセス
(7) グループ・プロセスを観る視点
(8) 概念学習と体験学習との比較
(9) ラボラトリー方式の体験学習のファシリテーターとは
(10) 実習教材を用いた体験学習のファシリテーション・ガイドライン
(11) 体験学習の循環過程を促進するファシリテーターの働き
(12) ファシリテーターを位置づける2つの次元
第6章 (付録的)プロセスエディケーションに挑戦:実習教材を使ってみよう
実習教材を用いたプロセスの視点の紹介(体験学習実践研究Vol.10 ) 
(1) 情報紙による問題解決実習
  ① ワールドカップ2010(英語&日本語バージョン)
  ② GUAKOボム
  ③ トシ君のおつかい
  ④ 魔球からの脱出
  ⑤ 私たちのクラスの先生
  ⑥ いろいろな人が住むマンション
  ⑦ モンキーをさがせ
  ⑧ 東京観光
  ⑨ 2つの水差し
  ⑩ ナースをさがせ
(2) コンセンサスによる集団決定実習
  ① 僕らのリーダー
  ② 新説桃太郎
  ③ 5人のツアーガイド
  ④ 4人の体験
  ⑤ プロジェクトチーム
  ⑥ 安全管理のポイント
  ⑦ 中学生が悩むとき
  ⑧ 理想的な仕事は?
  ⑨
(3) クリエイティブ&アクティブな実習
  ① 交通渋滞
  ② すいすいさかな
  ③ ビジュアル・オリエンテーリング
  ④ タワービルディング
  ⑤ オブジェづくり
  ⑥ グループ表現
  ⑦ 爆発物処理班
  ⑧ わたしって・・・どんな感字?
  ⑨ バックフィードバック
  ⑩ プレゼント交換
第7章 (付録的)プロセス・エデュケーション実践メモカード(PPTファイル風)上記の章の図表を示し、研修で使えるようなメモタイプ
(1) 体験学習のステップ
(2) プロセスとは
(3) 個人レベルのプロセス
(4) グループ・プロセスの視点
(5) チームを診断する(GRPIモデル)
(6) 5つのチーム効果性モデル
(7) Reddyのプロセス介入のロードマップ
(8) レヴィンの問題解決ステップ
(9) JOHARIの窓
(10) 実習を用いたトレーニングの流れ
(11) ファシリテーターの役割
(12) リーダーシップとファシリテーション
(13) 体験学習とファシリテーション
(14) ファシリテーターの仕事(コンテントゾーン、プロセスゾーン)
(15) 教育ファシリテーターになること
(16) ファシリテーター・トレーニングの実際
(17) フィードバックの留意点
第8章 (付録的)体験学習Q&A(GP最終報告書WEBより)
第9章 (付録的)ジャーゴン集(津村のWEBより)
おわりに
実習に関しては、これから許可をいただかないといけないものもありますが、果たして、読者のみなさんに魅力的な出版物になるでしょうか?
とにかく、今週(明日と明後日)が勝負の、自転車操業状態です。