「ファシリテーター・トレーニング」合宿授業の第2日プログラムの紹介です

少し時間が経ちましたが、4月29日(金) 〜5月1日(日) に開催した、南山大学人文学部心理人間学科の専門科目「ファシリテーター・トレーニング」の合宿授業の簡単な内容をご報告します。
今回は、中日の4月30日(土)の第2日プログラムの流れです。
9:00 全員集合:今日一日のプログラムの案内
   スタンディングサークル:今日の朝の「今の気持ちは?」
9:12 小講義「観察・働きかけの視点について」
※見えると言うことは、『図と地』に示されるように、あるものが背景になること
※今、ファシリテーターが、コンテントに働きかけているのか?プロセスに働きかけているのか?意識的に見えるようになろう
     ・コンテント
・タスクプロセス
・メインテナンスプロセス
9:25 ボランティアを募集して、5人がディスカッションメンバーを決める
※35名というメンバーの中、積極的に手をあげて,ボランティアになってくれる
   残りのメンバーが、3人組になり、3つの視点(コンテント、タスク、メインテナンス)から、どのようなことが観察できたり、どのような働きかけができるかを考えてみる
   ボランティアグループの課題は「社会に出るにあたって身につけたい力は?」
    ベスト3を選び出す
※短い時間の中でも(いやだからこそ)3つを選ぼうとするメンバーのやりとりからたくさんのプロセスを見いだすことができる
9:45 各トリオグループで分かち合い
10:00 全体で分かち合い
 3つの視点からの介入(働きかけ)の可能性を考えていきました。
※意外に、コンテントに着目した発言となると、コンテントへの働きかけが出てこないのが印象的でした
※コンテントプロセスへも、メインテナンスプロセスへも働きかけの可能性を探りました
10:35 休憩
10:45 POPOのセッション① A-B、C-D、E-F のペアで。
※さきほどの5人のボランティアのメンバーから、Oの報告を聞いて、今考えることや思うことをひと言ずつ語ってもらいました。
※そして、討議をしたメンバーは限られた時間の中で「最善を尽くしている」ことを知った上で、観察の報告やディスカッションをして、働きかけの可能性を探っていくことを確認
11:00 話し合い&観察セッションスタート
11:25 終了、ふりかえり用紙記入&観察シート整理
11:35 Oからの報告
11:55 Pも参加して、O&Pで分かち合い
12:25 話し合いをとめて、昼食へ向かう
昼食タイム
13:20 POPOのセッション②→話し合い&観察セッション
※午前中のPOPOの1回目のセッションからの気づきや学びを全体で分かち合いました
14:00 終了、ふりかえり用紙記入&観察シート整理
14:15 Oからの報告
14:30 Pも参加して、O&Pで分かち合い
14:55 全体インタビュー
15:00 休憩
15:20 導入:グループプロジェクトセッション4
16:15 ふりかえり用紙記入
16:30 分かち合い
17:00 全体インタビュー
※グループセッションの回数が重ねられていくと、パターン化していき、構造化し、ノーム化することがある→このことは行動様式が決まる分、楽ではあるが、成長のためにはそこから抜け出す試みが必要となることを発見
17:15 休憩
夕食タイム
19:00 GPセッション5に入る前に、順番決め
1.Fグループ:吾輩は猫である
2.Dグループ:D group
3.Eグループ:ためこまズ
4.Bグループ:マシュマロ
5.Aグループ:The Team 8ch
6.Cグループ:THE ☆ VECTOR’Z
19:10 グループプロジェクトセッション5
20:00 ふりかえり用紙記入
20:15 分かち合い
20:50 全体で分かち合い
21:10 終了して、生活の案内(確認)
21:12 スタンディングサークル「今日の気づき・学びは?」
21:20 おやすみなさい