「コーチング・リーダーシップ」(伊藤・鈴木・金井著)MMに描く

10月30日(土)久々に今日も明日は何も予定のない土曜日。といっても、原稿書きが2本待っているのですが・・・
ということで、本日は、以前から気になっていた表題の本を読み、マインドマップで描きました。
下に、写真撮影の画像ですが、貼り付けておきます。ご笑覧ください。
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金井先生がリーダーに関する序章を書かれ、お二人のコーチングのプロから、コーチングの定義、目的、特徴が語られ、コーチングの全体像が描かれています。
全体像を形作るものとして3つの要素、「スキル」、「3原則」、「マインド」と簡潔かつ丁寧に語られています。
これまで何冊か、コーチングの書籍を手にしてみましたが、この書籍、わかりやすく描かれていると思いました。
また、事例も、キリンビールと中部電力で取り組まれた事例が記されており、興味深く読ませてもらいました。
このMMには、描いていませんが、エビデンスをもったコーチングを目指そうとしているところにも共感がもてます。
まだまだこれから、コーチングの効果研究は必要になってくるでしょう。
我が院生のE.I.さんがんばってください!
最後に、金井先生が、E.H.シャインの2冊の書籍から、プロセスコンサルテーション、ならびに協力関係のつくりかたの原則をそれぞれ10個、7個と紹介されています。
私としては、この後、序章で書かれているいくつかの今日のリーダーシップ論を読み込まなければと考えています。
それと、コーチングはやはり一つの手法。それを含めて、人が、またチームが、自らの力でプロセスの中から問題を見つけ、その問題の分析し、それを乗り越える力をもつためのプロセス学習力(津村の造語)、その学習の場を創るシステムとしてのプロセスエデュケーション(津村の造語)を定義し、示していこうと考えています。