第2回看護医療領域 体験学習実践研究会が行われました
今日は、某病院の看護師長さんと看護師さんが、現場での研修と現状の報告をしてくださいました。
看護師さんのラボラトリー方式の体験学習の現場での取り組みへの強い意気込みと実践力、そしてそれは、師長さんも積極的に巻き込んで、現場の組織開発に取り組んでいる姿がとてもたくましく感じました。
看護師(JIEL研究員なのですが)の方は、現場の看護師さんの状況を見ながら、『ストレスケアワーク』を実施したり、師長と看護師とのコミュニケーションの改善に意欲的に取り組まれているのです。
今日の研究会の中においても、いかに看護師の方が、認められたい、大切にされたい、愛されたいと考えているかと言ったことが浮き彫りになりました。
これは、人間の永遠のテーマなのでしょう。
また、病院におけるチーム医療の様子も詳しくお話しを聞くことができました。いかにチームとして気のするのか。そのためには、チームとして、明確な目標(GOAL)をもてるかどうか、このことはとても大切ではないかと思いました。
どうも、グループであること、チームであることの、目標が明確でなさそうです。このことは、もう少し、現場の方と対話をしていく必要があるかもしれません。
この目標が明確になれば、きっとチームとして、機能するようなプロセスの視点からの働きかけも明確になっていくのではないかと考えています。このことを明らかにすることは、大きな課題のように思いました。
また、最後の方で、若い看護師の離職の話しになり、プリセプター制度の話しになりました。このことも、プリセプター制度をめぐっての研修プランは、いろいろ検討し、実践が可能だろうと前から考えているところです。
とにかく、今日はとても刺激的な研究会になりました。やっぱりやってよかったなという感じです。
第3回は、少し実際に実習を実施するようなワークショップ型の研究会ができないかと考えています。