本日の「教育ファシリテーション応用研究」の授業
今日は、表題の大学院の授業が午前中ありました。
すこし、津村のお邪魔虫で、Ustreamのテストをさせてもらいました。
明日の南山大学人間関係研究センター設立10周年記念事業「体験学習の将来を対話を通して創造する」ワークショップを開催するにあたって、参加できない方に、Ustreamで発信しようという企画を考えているためです。
なんとか、明日は、発信ができるところまでいきました。
かなり試行錯誤でしたが、最終的には、かなりシンプルな形でUstreamのライブ放送が可能なことがわかりました。
明日は、院生のみなさん、大学院修了生のみなさんのご協力を得て、ワークショップを充実させたいと思っています。
また、10周年記念のグッズも一つ作りました。明日、参加者のみなさんには、プレゼントです。
別の機会にこのブログでも紹介します。
さて、授業の話にもどります。
今日の授業は、受講者の人たちの企画による体験学習の実習を実践&フィードバックを行いました。
Pfeifferのライブラリーの中から、院生の関心で選び出し、実習紹介でした。今日の実習は、フィードバック実習「COINS」というものでした。
とても興味深い実習でした。
受講生の院生3人と津村と一緒になって、参加者体験をしました。
硬貨(500円、50円、10円、1円)が4枚ずつ渡され、その人にふさわしい硬貨をどれか決め、フィードバックする実習です。
硬貨には、金額の価値がついているので、そのことが抵抗を生み出したり、逆にその抵抗感が自分と向き合ったりするいい機会になるようです。ただ、もう少し、コイン以外のモノを検討するのもおもしろいねという話になりました。
また、何を選んだか、なぜ選んだかを、じっくり話し合うことが大切です。そのためにも、グループメンバーの関係が熟している必要が有るでしょう。
私たち受講生には、とても貴重な体験になりました。企画をしてくださって受講生のみなさん、お疲れさまでした。
すべて終えたフィードバックの時間では、
・導入の部分の進め方
・実習を終えた後や、ふりかえりを終えた後のファシリテーターの発言の仕方
・グループの分かち合いの仕方をファシリテーターがどのようにコントロールするかしないかの問題
・などなど
受講者が相互に気づいたことを伝え合い、学びを深めていきました。
後半、残された時間は、今度は学外に出かけ、ある病院の院内研修を実施させてもらうことになり、リアルなフィールドを対象に研修を行う、まさに応用実践のミーティングが行われました。
これからのミーティング、ニーズ調査、そしてプログラムの検討、いずれも大切な時を過ごす授業になると思います。