今日も、ハンドボール!!!

5月5日(水)こどもの日。
今日も、結局、ハンドボールの会場に足を運んできました。
結果としては、この連休はじめての勝利を得ることができました。でも、まだまだ課題は山積みです。
昨日の負けを一つの区切りに、男子ハンドボール部の新しいスタートを切ってくれることを願って、出かけてきました。
というのは、昨日、ウィングアリーナ刈谷で行われた名古屋文理大学との試合に、南山大学は前半はほぼ互角(18:19)で戦ったのにもかかわらず、後半は13:19と大差で負けてしまったのです。ここ3試合の結果から、本当にそれぞれのメンバーが何を考えているのか?また、コーチ自身からの問題の投げかけもあり、かなり長いミーティングの時間になりました。
私自身、コーチの熱意とメンバーに語りかけるメッセージには感激をしました。
ハンドボールを通して、まさに自分に気づき、自分を成長させる大切な機会になりうるという確信をもったのです。
私自身も、学生に、とにかく、体験したこと、これから自分がすべきこと、やりたいことをメモをするように伝えました。
私自身も帰ってきて、コーチの話をマインドマップに描いてみました。
下記の通りです。
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4つのメインブランチで描いてみました。これから、私自身が、ハンドボール部の学生とかかわるときの指針にもなるのではないかと考えています。
メインブランチの一つは、『関係』です。
コーチと選手との関係、選手と選手との関係です。いかに一体感、信頼関係を創り出すか?それが課題です。その主たる要因として、コーチは『聴く』ことをあげています。いかに、コーチの話を聞くか、とにかく、やれるようになるまでコーチの指示を聴き、繰り返し実践する。その『聴く』ことから、お互いの協調が生まれると。
二つ目のメインブランチは、まさにハンドボールの力。特に、このゲームでは相手との力差で負けたと。
ディフェンスは、コンビネーション。隣の選手が動いたことにいかに連動して動けるか?また、キーパーは、ただ、ゴール下で待っているだけでなく、積極的に前に出て、止めようとする姿勢と積極的なボールパス。
オフェンスは、RUN&PASS&RUNの基本をしっかりすることと、興味深かったのは、ボールを持っている選手に合わせること。されがまず大事。俺が俺がではなく、いかに相手の意図をわかり、動けるか?ここも、相手に『聴く』こととつながっているのではないかと感じました。直接聴くわけではないのですが・・・
そして、三つ目のブランチは、選手自身の存在の意味。リーグの中での自分たちが挑戦者であるということ。また、伝統ある部として創部50周年を迎える部としての先輩たちの流れの中にある存在。ハンドボールをさせてもらっているという、感謝の気持ち。
最後に、ノートをとること。コーチから、ノートをとっているかと問いかけられる一場面も。このことは、私も、昨日のゲーム終了後、幾人かの選手たちにたくさんのインプットがあるから、それを整理するためにもノートをつけてみること。できれば、マインドマップを描くことを、勧めていたのだ。
とにかく、箇条書きでもよし、図でもよし、マインドマップでもよし、自分のすべきことを整理し、次の練習、ゲームに生きるようなノートがつけられることを願っています。
今日も、試合の前にも後にも、ノートをつけることを話してきました。できれば、ポジティブな視点から、すなわち、自分が失敗したことややり損ねたことではなく、自分がやること、やりたいこと、他者とのコラボレーションで必要なことなど、技術的なことも、また、精神的なことも、できる限り描き出してみることを勧めています。
この点は、もう少し、学生がその気になってくれれば、マインドマップを何度でも紹介するつもりでいます。
こうして、コーチの話を描いていくとその根底にあるのは、「本気!」『馬鹿になってみる!(語弊のある言葉ですが)」そして、「つながり」といったことがあるように感じています。
いかに、いろいろな「つながり」を感じて、練習に励み、試合で戦えるかがこれから、我がハンドボール部の大きなテーマになりそうです。
こうして、連休、ハンドボールの世界にどっぷりつかりました。そのおかげで、やはりチームでプレイするゲームの醍醐味を味わうことができました。南山大学での残された津村の時間は、やはり「ラボラトリー方式の体験学習」のさまざまな実践と、『ハンドボール部」活動の支援にかけていくことになりそうです。