今日は南山学園の新採用職員のフォローアップ研修でした!

今年は、少なめの参加者。9名でした。
男性2名、女性7名の、常勤職員4名、嘱託職員5名の、研修参加者のもと、『コミュニケーション」をテーマに研修を行ってきました。
比較的常套手段の実習「コンセントリックサークル(同心円)」を行い、コンテントとプロセスの話をしました。
そして、プロセスから学ぶ「体験学習のステップ」のお話をしました。最近は、体験学習の循環過程とD.ショーンの「内省的(反省的または、省察的)実践家」の話をしています。ショーンは、プロの実践家は、[reflection in action]「行為の中で内省」ができると説いています。そしてもう一方[reflection on action]「行為における(立っての)内省」できることを著作で記しています。
私は、[reflection in action]ができるようになるためには、[reflection on action]で練習することが大切ではないかと考え、そのことをラボラトリー方式の体験学習の一つの学びの意味として参加者に伝えています。
その後、実際に実習「おもしろ村」に取り組み、ふりかえり(ふりかえり用紙記入とわかちあい)の時間をとり、プロセスから学ぶ体験をしてもらいました。インタビューでは、9人の参加者でしたから、全員に一言ずつ、気づいたり学んだりしたことを話してもらいました。
その後、実習「流れ星」をやり、コミュニケーションのお話をして、「きく」実習に取り組んでも頂きました。
日常のコミュニケーションのありように気づいたり、聴くことの難しさ、また聴いてもらうことのうれしさ、いろいろな体験になったようです。
40~50分休憩をとってから、参加者と学園の関係者と懇親会を楽しんできました。