今日は、リーダーシップ研修の初日でした!

今日(4月5日)と明日(4月6日)、愛知県看護協会の認定看護師教育課程「脳卒中リハビリテーション看護」の共通科目「リーダーシップ」の講座を行ってきました。
4月2日に入学式があり、今日から授業が始まり、6ヶ月かけて課程を修了されます。終了式が9月28日とのことです。
今日は、午前9時30分から始まり、3コマ(1コマ90分)の授業がありました。明日は、やはり午前9時30分から2コマで、リーダーシップの講座は終わります。
挨拶から始まり、この講座のねらいと日程の説明を行いました。その後、小さなコミュニケーション実習を行い、「今体験していることを語るとは」をコミュニケーションの体験をふりかえりながら、考えて頂きました。それは、コンテントとプロセスを理解すること。プロセスを通して自分を理解すること。他者を理解すること。
リーダーとして、プロセスを通して自分自身に気づくことが大切であることをかなり長く話をしてしまいました。
それであけ、ほぼ90分。10時55分から10分ほど休憩。
その後、グループプロセスを観る視点を話をして、特に、リーダーシップの機能について話をしてから、問題解決実習を行いました。
もちろん、ふりかえりは、グループのメンバーがリーダーシップの機能をどのように果たしたかの視点から行って頂きました。ふりかえり用紙に個人で記入して、昼食タイム。12時35分。
13時25分から再開。ふりかえり用紙にかかれたことを分かち合い。ほぼ、14時頃まで。その後、6グループのメンバーから、気づいたことや学んだこと、体験したことを発表してもらい、それにコメントをすることを通して、簡単なお話を付け加えました。
・グループのメンバーがそれぞれの働きをすること=>メンバーの存在の意味
・肯定的なフィードバックが受けられた喜び=>ポジティブなフィードバックの必要性
・役割が生まれたこと=>役割が明確になることの良さと固定化することの問題
・他者からのフィードバックの思いがけないこと=>自己理解や関係づくりで自己開示・フィードバックが大切なこと
などなど、いろいろな学びがあったようです。
このインタビューとコメントの時間に30分ほどかけました。
午後3時まで残された30分を使って、JOHARIの窓と体験学習の循環過程の話をして、終わりました。
参加者のみなさんは、グループ活動やふりかえり・わかちあいなどの実習体験に熱心に参加されると共に、私の話にも熱心に耳を傾け、熱い視線を向けて頂いたように思いました。
こうした研修ができることは、幸せなことです。