ファシリテーションフォーラム2010のWSプログラム(講義資料)を作成しました!

とっても悔しいです。
さきほど、少し長い目に書いた記事に、追加情報として、人間の発達・変容モデルのミニレクチャーをご紹介するつもりが、すべてが書き換わってしまいました。こうして、痛い目に遭いながら、学んでいくことになるのでしょうね。
この5月は、残り1週間結構ハードな日程ですが、その研修のプログラムと資料を依頼者のご都合との兼ね合いで順番を決めながら、仕事を進めています。
まず、少し先(?)1週間後の5月30日(日)に開催予定の
NPO法人日本ファシリテーション協会主催のファシリテーションフォーラム2010でのワークショップ「プロセスから学ぶファシリテーション~人とチームを支援するファシリテーションとは?~」というタイトルのワークショップの資料を作成しました。
当初は、60~80人規模の会場で、グループワークを実施しながら、ファシリテーションを学んでいただこうという企画でした。ところが、ふたを開けてみると、5月29日(土)30日(日)と参加してくださる方々の数が多くなり、津村のワークショップの会場も200人規模の会場に変更したいということに主催者側からなりました。
そこで、大きく舵を切り替えて、レクチャー中心のプログラムにせざるを得ません。そのために、PPTファイルを再度練り上げ、昨夜PDFファイルで、お送りした次第です。
お話のストーリーは、
Ⅰ.はじめに 案会いのパンフレットの趣旨の説明
Ⅱ.3つのほどの人やグループの貼った・成長モデルのお話をする予定。
  1.レヴィンのモデル
  2.ジェンキンスのモデル
  3.ロジャースのモデル
Ⅲ.その発達モデルのキーワードは、“今ここ”での“体験”であること。
 その“体験”とは“プロセス”であること
 少し、ミニ体験を会場でしていただければと考えています。
Ⅳ.体験から学ぶための“体験学習の循環過程”のお話
Ⅴ.人やチームを発達・成長させるファシリテーションとはというお話をするつもりです。
  ここで、ファシリテーターとは「『達成すべき共通の目標をメンバー(成員)の相互作用により共有し、その目標を達成すること』をプロセスにかかわること(介入)を通して促進する(ファシリテート:facilitate)働きをする人」と定義づけようと思います。
Ⅵ.まとめにかえて 南山大学大学院人間文化研究科教育ファシリテーション専攻の広報もかね「教育ファシリテーション」の話をしようかと考えています。
こうした流れの話に、フロアの方が関心を持ってくださるといいのですが・・・
とにかく、参加してくださった方にとって、何か意味があったと感じてくれるひとときになることを願っています。
今日は、これから東海心理学会への参加。そして、その合間に南山大学にもどり、来週水曜日・木曜日両日で行う奈良県看護協会主催の「グループマネジメント」の研修プログラムの作成が待っています。