奈良県看護協会で『グループマネジメント』の研修を行ってきました!

5月24日(火)の5限目のファシリテーション研究ゼミの授業を終え、大学を飛び出すように出発して、午後8時ジャスト発の電車に乗って、表題の研修の前泊予定の橿原ロイヤルホテルに入りました。
JIELの研究員、林芳孝研究員、鈴木由子研究員、山岸豊研究員のアシスタントしてのサポートを得て、午前9時30分〜午後4時30分の二日間のプログラムを行いました。
24日(火)の夜10時にホテルに集合し、プレスタッフミーティングを行い、一連のプログラムの流れと、3人のアシスタントの意見をもとに、一部プログラムの修正をすることにした。2日目のプログラムの中で、活動的な実習を取り入れることにして、ディスカッションの課題から「タワービルディング」の活動に変えたのです。奈良県看護協会の方には、突然のプログラム変更で、お手を煩わせましたが、迅速に対応していただき、感謝しています。
さて、初日(5月25日) ホテルを午前8時30分に出発して、奈良県看護協会の研修センターには、8時40分頃には到着。会場や教材や資料印刷の確認などを行いました。
そして、会場に参加者が続々と登場。
参加予定者の66名のうち、一人欠席とのことで、65名でスタートしました。
簡単にオープニングの挨拶をすませ、画用紙を使って、『今の気持ち』を色や線、形で表し、3人、4人組で分かち合い。このメンバーを学びのトリオとして、2日間、お互いに励まし合うラーニングトリオを作りました。
そして、その過程で起こっていたこと、体験したことをメモしてもらいながら、今ここで起こっているプロセスについてお話をしました。そして、二つ目の窓に「私のねらい」を記入してもらい、再度分かち合い。
もう一度、『コンテントとプロセス』の話をし、また、『体験学習の循環過程』についても小講義、体験から学ぶ循環過程を理解していただきました。
休憩後、問題解決実習「おもしろ村」を実施。体験から学ぶことを実際に体験しながら学んでいただきました。フィードバックを通して学ぶことも。
午前の最後に、午後2セッション、翌日の午前2セッション、午後2セッションと、6人のメンバーがファシリテーター役をやる順番を決めて昼食に入りました。
昼食後、2セッション。
一つは、ディスカッション課題「グループの目標づくり」、二つ目の課題は、問題解決実習「駅伝大会」。
それぞれ、ファシリテーター体験をしながら、グループをマネジメントすることを学んでいきます。実習の前後に、グループプロセスを観る視点の話とか、リーダーシップの話、そして、実習後のインタビューを通して、学びを深めていきます。
一日目の最後に、ラーニングトリオで集まり、今日一日の学びの確認をしました。
そして、今日の二日目のプログラム。
午前中は、第3セッションは、「一生看護師を続けるために必要なことは?』というテーマでディスカッション。第4セッションは「タワービルディング」。前後に、小講義とインタビューを挟みながら、ファシリテーターの留意点やかかわり方を考えていきました。
タワービルディングでは、ダイナミックな動きと学びがありました。アシスタントの方の意見を採用して、よかったなあと実感。
午後は、ディスカッション課題。第5セッションは、「グループマネジメントで大切なこと」を今回の研修から気づき学んだことを整理してもらいました。
第6セッションは、ファシリテーターだけ残り、メンバーが総入れ替えして、ディスカッション課題「この研修で学んだことは?」を行いました。いずれも、興味深い発表になりました。
そして、実習後のファシリテーターに対するフィードバックからも深い学びを得ることができたようです。
この研修は、なかなかプログラムがたくさんでハードな研修ではありますが、参加者の意欲的な姿勢に助けられての研修でした。参加者のみなさん、お疲れさまでした!そして、アシスタントの3人もありがとうございました。
そして、我が家に帰ってきたら、iPad2が我が家に届いており、早速、動かし始めています。