Dr.Robert J. Marshak氏の公開講座そしてお別れ
2011年1月29日(土)午後6時より午後8時少し過ぎまで、Dr.Robert J. Marshack氏による公開講演会「組織開発(OD)とは何か?―起源と哲学、その可能性―」が行われました。
組織開発と変革マネジメントとの違いをクリアに示しながら、組織開発の価値観や理念、そして手法について語ってくれました。
いかに組織開発が、ひとり一人の人間の尊厳を大切にした価値観をもち、関係者が関わる(参画する)こと、そしてコンサルタントがモデルとなること、それは、Use Of Selfの精神の大切さなどを語ってくれました。
いかにコンサルタントとクライエントが協力関係、信頼関係を築くことができるか?この大きな課題に向かう大切さが強調されました。
Dr.Robert J. Marshack氏は、いかなるフィールドでも組織開発の精神、アプローチはいかされるだろうと締めくくられました。
20日に名古屋セントレアに到着され、21日には、清里に前泊、22日からハードなプログラムを丁寧に進められ28日まで6泊7日のワークショップを実施してくださいました。19名の参加者にとって、インパクトのある研修になったようです。
そして、本日の公開講演会、休むことなく、南山大学人間関係研究センターの主催する事業にすべてのエネルギーを注いでくださいました。
家内から(というか、家内にお願いして)書のプレゼントをさせて頂きました。
本来は、本日名古屋のホテルで休んで頂く予定でしたが、明日、東京の仕事を引き受けられ、本日9時30分の新幹線で東京に向かわれました。
本当に、Dr.Robert J. Marshackさん、ありがとうございました。
彼が残してくれた、また彼と体験したたくさんのことから学びを深めていきたいと考えています。
このブログでも、再度、「隠れたプロセス(Covert Process)」語っていきたいと思います。