今日は授業が2コマ・・・マインドマップも授業も11回目
今日は、午前中、マインドマップを活用して講読をする授業、第11回目。
テキスト「プロセス・コンサルテーション」も第8章。グループのプロセス、特にタスクプロセスの解説とそのプロセスへの介入についてのE.H.シャインの解説。
コンテントとプロセスという概念に加えて、シャイン氏は、「構造(structure)」を取り上げています。
プロセスの時間的な経過とともに、パターン化するグループの現象を構造と呼び、この構造に気づくことと、構造への介入が大切であると言うこと。
特に、彼のベースは、どのような言動も介入であり、コンサルタントはクライアントの成長のために絶えず支援を忘れてはいけないと。
また、あくまでもクライアントが望んでいる方向への介入・支援が大切であることも何度も出てくる介入の大前提です。
そして、もっとも強力な介入とは、グループの中に潜んでいる、メンバーが気づいていない仮定や前提に気づくことができるような介入を彼はあげています。潜在的なプロセスに気づきがあったときには、グループは大きく変化し、成長をすると考えているのです。
これをメンバーが気づけるようなアプローチとしてどのようにするのか、それがとても大きな課題です。
ともすれば、コンサルタントやファシリテーターが教えてしまいかねないので・・