【6/28(土)】アイアールの会#13 「いろいろな視点から仕事を探る」①②

アクティブ・ラーニングで実践するキャリア教育を学ぶ

キャリア教育を中心とするコミュニケーション、リーダーシップなど人間関係に関わるワーク(アクティビティ)を体験する場です。

 すべてのワーク(アクティビティ)や情報をオープンソースとして、ご参加いただいた皆さまお一人おひとりがそれぞれの職場、現場、日常で活かせるよう加工、修正、改変、応用などをし、対象とする学習者に実践していただくことを願っています。

 さらに、ご参加いただいた皆さまお一人おひとりが、他の参加者と交流し、対話し、互いに高め合い、”今”、そして”未来”に生かせるようにする場とします。

 そして、特に若い人たちなどこれからの社会を、世界を担う人たちを育み、未来を創造していく、未来へつなげていくことをめざします。

  • とくに若い人たちのキャリアの創造、自分の創造、社会の創造、未来の創造に興味関心のある方々すべて

全10回以降の講座(全10回+α)の予定

 第10回までは自分を理解することを中心としたさまざまなアクティビティを紹介し、体験していただきました。

 第11回からは学生、生徒の皆さんがこれまでの自己理解を踏まえてその目を社会に向け、自分と社会とのつながり、社会のなかでの自分を意識し、社会を構成する一員としての自分と、その中にあっての自分の存在、自分の在りようを考え、探る場とします。

 自分の個性、自分の持ち味、自分の志向、・・・。他者とは違う自分が、他者とは違うからこその支点を意識して社会をみる、社会とかかわる、社会を創っていく。鳥瞰する自分と社会をとおして、自分を模索していきます。

 

第13回(全10回+その3)講座の概要

 今回と次回は、「仕事を探求する」の2回シリーズです。

 第13回では、①「業種・職業から探る」②「仕事の内容・職務から探る」のふたつの実習を体験していただく予定です。

 どうやって仕事を選択するか、決めるかは、人それぞれです。でも、その前に整理し、知っておく必要があるだろう、知っておいた方がいいだろうということがあります。

 自分は何をしたいのか、何ができるのか、ゆずれないことはなにか、これだけは避けたいといったものはあるか、などといった自分のもつ価値観や特性や志向などはそれに当てはまるでしょう。自分の意志とは別に、家族や親など自分の身の回りの生活をともにする人たちの状況や希望や期待など、自分だけではいかんともしがたい自分の置かれている環境を考慮せざるを得ないという人もあるでしょう。そして、自分の外、世の中の状況や変化についての情報を知っておくことも必要なことといえます。どのような仕事があり、そこでなにをするのか、どのような待遇や条件なのか、それを選ぶことで自分は、自分の周りの人たちは、自分の環境は、そして自分の未来はどうなるか、などといったことも選択と意志決定をするのに求められることではないでしょうか。

 複合に絡み合い、加えては自分が未来という未知の、しかしどう生きたいか、どう生きていくかという物語をつくっていくことを思い描けば、さらにその複雑さは増します。ゆずれないことはゆずれず、許容できることは許容をして(場合によってはあきらめて)、私たちは最善のものを選びます。さて、自分にとってなにが最善なのか。

 変数が多ければ多いほど決断には迷いが生じ、不足のまたは未知の変数や、誤った見方や情報があれば、自分の意志決定が最善ではなかったとして揺らぎが生じたりします。そして、そこから新たに自分にとっての最善の生き方を探ることが始まります。

 人生は必ずしも100パーセント自分の思い通りにはならないことはだれでもわかっていることですが、私たちはそのパーセンテージをできるなら高くしたいという思いがある。

 今回は、少なくとも選択する意志決定をする前の外部の情報の、またそのひとつの切り口にふれる体験です。

第13回(全10回+その3)講座の開催日程

(2025年度は第4土曜日に開催の予定です)

◎日 時2025年6月28日(土)13時から16時(3時間)
講座受講料/定員3,000円(当日、会場でのお支払いとなります)
◎問い合わせ先
◎詳細・申込https://peatix.com/event/4413597

主催者情報

アイアール "As I Am" Accompanist Library(A.I.A.A.L)の会

大学や教育機関、企業、病院、その他の団体などでこれまで実践してきた経験と知見をできる限りオープンソースしたいと思っています。これからの未来を担う子どもたちや若者に向けて、負の遺産を残さない、子どもたちや若者が未来に希望を持ち、自分たちで幸せな未来を創造できると思える、信じられる、そのプロセスにおいて一人ひとりの尊厳が大切にされ、”ありのままのわたし”でいられる、”わたしはわたしでいいんだ”といえる、そのための共にある伴奏者、共に歩む伴走者としてのライブラリーであることを心に留め置き、活動をします。

本講座においても、参加される皆さまのAccompanistとして、そして参加される皆さまがそれぞれの現場や日常で応用、展開、発展させていただけるような場にしていきます。