【8/10(土)~12(月振休)開催】第3回 mini T - Group  週末の集中的グループ体験から学ぶ(通い)

【Tグループ(人間関係トレーニング)とは】

Tグループは、1947年にアメリカで心理学者クルト・レヴィンらが創始した、人間関係のトレーニングです。日本でも60年以上の歴史があり、ビジネスパーソン、教育関係者、コンサルタント等、多くの方が参加されています。
Tグループでは、1つのグループが2名のトレーナーと6~8名のメンバーで構成されますが、あらかじめ決められた話題やグループに与えられる課題はありません。メンバーは他のメンバーと今ここで起こっていることを学習の素材として対話を重ねることで、集中的なグループ体験をともにします。
こうしたグループ体験の中で、メンバー一人一人が「今、ここ」で自分の中に起きるさまざまなことを体験し、自分のありようや他者の理解を深め、刻々と変化する人と人との関係についての気づきを深めていきます。そして、お互いを尊重し、生かし合う、共に生きる可能性を探求する能力を養っていきます。

【ミニTグループに、こんな方にぜひ参加していただきたい】

Tグループは、都会の喧騒を離れた場所で4~6日間、合宿形式で実施します。Tグループには関心があっても、長期間の参加がなかなか難しいかたもおられると思います。ミニTグループは、街中で、週末を利用した数日間の通い形式で行うTグループの簡易版です。以下のような関心をお持ちの方におすすめです。

  • もっと自己理解を深めたい
  • ありのままの自分や他者を大切にできるようになりたい
  • 人間関係や他者とのかかわりについて気づきや学びを深めたい
  • Tグループに参加したいが、時間がとれない
  • まずはTグループがどのようなものかお試しをしたい
【主催者からのメッセージ】

私が初めてTグループを体験したのは、多感な18歳のころでした。その当時の私は自分に自信がもてず、自分のことが好きではありませんでした。Tセッションの中で私自身のありようを率直に語った後、あるメンバーから「あなたはあなたのままでいい」と言われました。受け入れてもらえたことが実感でき、とても嬉しかったことを覚えています。
Tグループっていったい何をするの?と問われるとたいてい「参加してみないとわからないよ」という答えが返ってきます。それくらいTグループの体験を語ることは難しいことです。Tグループに何度か関わる中で私は、Tグループとは人間尊重の風土、民主的な風土をいかにつくり、他者と共に生きることができるかというチャレンジではないか、と考えるようになりました。そのためにも、今ここでおこっているプロセスに気づくこと、自己理解を深め他者を共感的に理解すること、葛藤が起こっても対話的に生きる態度を養うことが大切ではないかと思っています。
日々、時間や与えられた役割や課題に追われながらあわただしく生きている私たちですが、3日間、自分自身や他者と向き合い、どのような対話ができるか、どのような関係を作ることができるか、ともに試みてみませんか?

岡田衣津子

【注意事項】
  • 全期間参加を前提としたプログラムになりますので、期間中の出入りはご遠慮ください。
  • 通い形式での開催となりますので、宿泊場所が必要な方は各自で手配ください。
  • このトレーニングでは、参加者がお互いの学習のために各自が記入したふりかえり用紙の公開を学習方法の一部としておりますので、ご理解の上参加ください。

第3回「mini T - Group  週末の集中的グループ体験から学ぶ(通い)

◎日 時1日目 2024年8月10日(土)10:30 〜 21:00 (10:00受付開始)
2日目 2024年8月11日(日・山の日)9:00 〜 21:00 
3日目 2024年8月12日(月・振替休日)9:00 〜 18:00
講座受講料/定員20,000円(食事代は含みません)/10名(最少催行人数6名)
◎主 催ラボラトリー体験学習の会(岡田衣津子、澤田裕介、園木紀子、田原厚、林芳孝)
◎問い合わせ先
◎詳細・申込http://ptix.at/UtrXGm