【2/22(土)開催】アイアールの会#9 「デザイン思考で考える」ことから始める(全10回)

アクティブ・ラーニングで実践するキャリア教育を学ぶ

 キャリアを教育に導入、実施する上で、様々な視点や方法があります。だれに対してそれを行うのか、その目的やねらい、対象となる学習者などによって変わってくるでしょう。

 そもそもキャリア教育とは何か、なぜキャリア教育を行う必要があるのか、それをすることでなにを、どうしたいのか。なにが、どう変わるのか。このことはキャリア教育に携わる人が、学習者とともに今を、そしてこれからをどう生きていこうとするか、これからの社会を、未来をどのようにつくっていこうとしているのかに大きくかかわってくるだろうと思います。

 この講座では、学習者に対してのキャリア教育を行う上での様々な切り口としてのワーク(アクティビティ)を紹介、体験していただくとともに、私たち一人ひとりがまさに自分をどう受け止め、どう受け容れるか、そして自分の人生をどうつくっていくかを体験しながら考える場としたいと考えています。それらをとおして、これから社会と未来をつくっていく若い人たちへなにをつなげていくか、遺していくかを考えたいと思っています。

このような皆さまとともに学びの場をつくります

  • キャリア教育にかかわっている方、関心のある方
  • これからキャリア教育関連を始めたいとお考えの方
  • キャリア教育の授業の組み立て、内容、進め方などに悩んでいる方
  • キャリア教育を実践するための知見を増やしたい方
  • キャリア教育にかかわらず、ワークを学んだり、話し合いたい方
  • 自分自身のキャリアを改めて考えたい方
  • 自己理解、自己分析に興味、関心のある方
  • これからの社会を憂い、でもあきらめず、未来を子孫につなげたい人、など

第9回「デザイン思考で考える」から始める

◎日 時2025年2月22日(土)13時から16時(3時間)
講座受講料/定員3,000円/12名
◎問い合わせ先
◎詳細・申込https://peatix.com/event/4247976⁩

”未来とは今である”  by マーガレット・ミード

刻々と時間は過ぎていきます。それは、ひょっとしたらあたかも”今”という時間が”未来”を搾取している、とみることができるかもしれません。
搾取といういい方は過激かもしれません。ただ、”未来”という自分にとって残されている時間を搾り取って”今”という時間を成しているとするならば(もちろん”今”という時間が”未来”をつくるというとらえ方もあるとしても)、”未来”の時間から”今”がつくられているともいえるように思います。搾り取ったものは血なのか、肉なのか、それとも・・・。

未来に向けて踏み出す一歩になる力に成すか、風雪に耐え凌ぐ叡智と勇気を醸すか。そして、”未来”に還るか。

”未来”はつくられる、つくられていく。

今回は、スタンフォード大学でビル・バーネットとデイブ・エバンスが行っている講座を参考にして「未来」を考えます。
これまでの8回で「自分の見方やとらえ方を見直」し、「今の自分を正当に観」ることに取り組んできた、残る2回は未来を足掛かりに取り組みます。